リフレーミングという言葉を知ったばかりの方や学び始めた方から、よくこんな声をいただきます。
「リフレーミングのやり方がわからない」「どうやると上手くできるの?」
私自身もリフレーミングを学びたての頃、素敵な考え方だと感じつつ、こんな悩みを抱えていました。
- 講座や本で学んだように上手くできない
- 種類、手順、質問方法をもっと詳しく知りたい
- 他者と比べてできないことに落ち込む
- できているかどうか分からない
- 完璧にやろうとして思考停止になる など
そこでまずは、「リフレーミングのやり方」をシンプルにまとめました。
- リフレーミングに正解・不正解はない
- 「ハッとする」「気づきがある」「心が軽くなる」なら上手くいっている
- 思い込みや苦しさ、執着が少しでも緩めば、それがあなたの正解
- 上手くできなくても大丈夫。慣れていないだけ
- 生成AIに「リフレーミングの例」を出してもらうのも有効。積極的に使うのも推奨!
本記事では「あなたの人生が少しでも楽になる」「問題解決のアイデアが出る」「新しい自分に出会う」──そのために多様なリフレーミングのやり方を紹介します。
楽しみながらご活用ください!
リフレーミングのやり方(方法)25パターン
リフレーミングのやり方25パターンに対して「やり方」と「事例」を紹介します。
どのリフレーミングが役立つかどうかは、あなたが今、リフレーミングしたい言葉やテーマにより変わりますので、楽しみながらご活用ください。
裏メリット・リフレーミング
裏メリット・リフレーミングは、ネガティブな「物事の見方・捉え方・意味づけ」が持つメリットに目を向けるリフレーミングのやり方です。
例えば、「自分には能力がない」という思い込みに苦しんでいる方は、そんな自分を変えたいし、自分に根付いた思い込みをなんとかしたいと考えています。
でも、なかなか変われないというケースは少なくありません。
それは「自分には能力がないと思い込むことで、得ている(プラスに働いている)メリットがある」からです。これを裏メリットと呼び、人が変化できない大きな理由の一つです。
いくつか例をご紹介します。
| 得ているもの | 解説 |
|---|---|
| 挑戦をしなくて済む | 失敗して傷つかないように「能力がない」を言い訳にして自分を守ることができる。 |
| 失敗しても必要以上に苦しまなくて済む | 必要以上に苦しまないでいいように「能力がない」ことを言い訳にして、自分の感情に蓋を閉じることができる。 |
| 頑張るモチベーションになる | 「能力がない」と思っていることが人一倍がんばる力になる。 |
| 周囲から気にかけてもらえる | 「能力がない」「できない自分」を演じることで、周囲の人から気にしてもらうなどの方法で承認欲求を満たすことができる。 |
| 願望を抱き続けられる | 「こうなれたらいいな〜」という願望を抱き、可能性を追い続けるられる。 ※「能力がない」という状態は、願望を持ち続けやすい。そして気持ちがよい。 |
しかし、裏メリットに気づくことで変化しやすくなります。なぜなら「今まで通りの自分」か「変化した新しい自分」のどちらを取るかを選択できるからです。
クリティカル・リフレーミング
あえて「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」に対して批判的に疑問を持つリフレーミング。「それって本当なの?」「事実なの?」「エビデンスは?」「それでも幸せな人、結果を出している人はいない?」「そのままじゃだめなの?」などの質問を通して、ネガティブな状態で個体された視野を広げる。
過去の経験リフレーミング
「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」に対して、過去の経験を振り返る。実は誰かの役に立っていたこともあれば、何かを達成したこともあるかもしれない。見つけた瞬間に「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」は緩み、リフレーミングになる
第3者視点のリフレーミング
「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」を持つ自分のことを中立な第3者がみたら「何と言うか?」「どう見えるか?」「どんなメッセージをくれるか?」を確認するリフレーミング方法。出てきた内容に「なぜ?」と確認を入れることで、より良いリフレーミングになる。
メンター・リフレーミング
第3者視点のリフレーミングのメンターバージョン。こ゚縁や信頼性、思い入れの強いメンター、または尊敬する人の言葉は受け入れやすく、リフレーミング効果が高まる。
親・兄弟リフレーミング
第3者視点のリフレーミングの親・兄弟バージョン。関係性がマイナスでなければ、影響力の高いリフレーミングになる。多くの場合、親・兄弟は無条件に愛してくれていて、子供は存在しているだけで価値があり、ポジティブな影響がある。
祈りリフレーミング
第3者視点のリフレーミングの未来の自分バージョン。「最高の未来、大きなゴール、どうしても達成したいこと」を実現している未来の自分から、今の自分への「呼びかけ、アドバイス」を受け取るリフレーミング。
名言・格言リフレーミング
「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」に関連する偉人の格言を検索し、リフレーミングを促す。
内容を変える/意味づけを変えるリフレーミング
「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」に対して、別角度から意味づけをする。その中から、肯定的な働きを持つものを見出す。
状況を置き換えるリフレーミング
「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」は、別のシチュエーションで役に立つとしたら、どんな場面か?と視点をずらしたり、変えてみる。その中から、肯定的な働きを持つものを見出す。
時間軸を変えるリフレーミング
「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」は、未来にプラスに働かないか?過去にプラスに働かないか?という視点でリフレーミングします。未来に活かせるならプラス。過去にプラスだったら変えるだけ。と考えることができます。
再定義リフレーミング
「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」は、何かに対する定義づけ(意味づけ)から生まれていることがほとんど。そこで未来を見据えて再定義するリフレーミング。
モデリング・リフレーミング
自分とは別の人(偉人、尊敬する人、同様の問題や苦しみを乗り越えた方、まったく関係ない人など)をモデリングしたうえで、「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」に対して「どう思うか?」「別の捉え方はないか?」に意識を向けるリフレーミング
場を変えるリフレーミング
自分の状態が場所に紐づいていることもあるので、場所を変えて「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」を客観的に見るリフレーミング。場所を変えるだけで別の視点を持てることがある。
時間を置いたリフレーミング
時間を空けることで、意識の方向、脳の状態を変えたうえで、「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」を客観的に見るリフレーミング。特に一晩寝た上で行うと、別の視点を持ちやすい。
内観リフレーミング
自分の意識が苦しんでいる状態(怒り、悲しみ、嫉妬、比較、劣等感などでネガティブな状態)か、苦しみのない穏やかな状態かを確認し、苦しんでいる場合は「苦しみに気づく」ということを行った上で行うリフレーミング。「ああ、私は今苦しんでいるんだ」と気づくことで、穏やかさから、どうなりたいか?を意図できます。この状態で行うリフレーミングは全く違う視点をもたらすことが多い。
だから何だリフレーミング
ネガティブな言葉に真正面から挑んで、極端に突き抜けることで効力を失わせるリフレーミング。
例えば、「自分は価値がない」「自分は能力がない」「自分は愛されていない」などに対して、確かに苦しいかもしれない。でも、だから何だバカヤロー。それで死ぬのか?生きていけないのか?明日はこないのか?未来の可能性はなくなるのか?と極端に考えるリフレーミング。
それでも明日は来るリフレーミング
冷静に考えると、どんなに苦しくても明日は来るし、人生は続く。それならやるしかないじゃない。という視点に立ってのリフレーミング
君ならできるリフレーミング
「君ならできる」という言葉は単なる励ましではなく、未来の自分から今の自分に送られた命令文。という前提で、ネガティブな言葉や自己定義を「未来起点の再定義」に書き換えるリフレーミング。
「できない」という言葉を “構造が整えば必ずできる” に変換する。「不足や欠如」からではなく、未来の成果・ゴール側から定義 する。臨場感を「過去の失敗」から「未来の成功」に移す。
死に戻りリフレーミング
もしアニメや映画の主人公のように、一度死んで、今の自分に戻ってきて、今からやり直せる状況だとしたら?それは「やり直しのチャンスを与えられた状態」です。
この視点に立つと、ネガティブな言葉や思い込みは力を失います。なぜなら「二度目の人生」では、同じ迷いや足かせに振り回される必要がないからです。
死に戻った今の自分にとって、この瞬間からの時間はボーナスタイムで、自分の人生を生き直すチャンス。どう生きるかは、完全に自分の意志で選べるのです。
市に戻った状態で、「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」に対して「このままの自分が未来で死んだとき、何に後悔したのか?」「一度死んで戻ってきた今、ネガティブな言葉などをどう思うか?」「やり直せる人生をどう生きるか?という視点でのリフレーミング。
異世界転生リフレーミング
常に無数の可能世界・並行世界は存在している。つまり「すでにある、すべてある」。
ただ自分が本当に生きたい世界を選択できていないだけ。という前提に立ったリフレーミング。
私たちは「これが現実だ」と思っている世界を無意識に選び続けています。けれど実際には、数えきれないほどの可能世界・並行世界が同時に存在している。だからこそ「どんな世界を選ぶか」を意識した瞬間に、異世界=新しい現実へと転生できる。
「自分が無意識に選んでいるのはどんな世界か?」「本当はどんな世界を生きたいのか? ※内側はどのような状態で、どんな結果を出しているか?」「選択した世界から、今の自分を眺めるとどのように見えるか?どんな声をかけるか?」という視点でリフレーミングする
気づきや学びのリフレーミング
「ネガティブな言葉・考え方・捉え方・思い込み・思考の枠組み」は、苦しみを生む一方で、気づきや学びの機会も生まれている。気づきや学びに気づくことで、苦しみは意味のある経験に変えていくリフレーミング。
言葉の置き換えリフレーミング
言葉の置き換えリフレーミングは、ネガティブな「物事の見方・捉え方・意味づけ」を表す言葉を、別の言葉に変えるリフレーミングのやり方です。
あなたにとってネガティブな言葉には、ネガティブな感情・イメージ・思い込みが紐づいているため、意識を「苦しんでいる状態」へ方向づけてしまいます。
しかし別の言葉に置き換えることで、ネガティブな影響を緩めたり、手放しやすくなります。その際のポイントはこちらです。
- ネガティブな言葉→ニュートラルな言葉に置き換え
- ニュートラルな言葉→あなたにとって前向きな言葉に置き換え
「ネガティブから一気に前向きに変えなくて良い」という点が大事です。一気に変えると心が無理をして苦しくなったりしますから、ネガティブ→ニュートラル→前向きの順で段階的に行いましょう。
今日ニュートラルにしたら、後日前向きな言葉にリフレーミングしたらいいのです。
言葉の置き換えリフレーミングのやり方
言葉の置き換えリフレーミングのやり方は、以下のような問いかけを使って行います。
- この言葉を別の言葉にするとしたら?
- この言葉をどんな表現に変えたら楽になる?
- この言葉を未来の自分ならどう表現する?
- 家族、友達、恋人がこの言葉を使ったら、どんな言葉に置き換えてあげたい?
- もっと優しい言い方に変えるとしたら?
言葉の置き換えリフレーミングの例
| リフレーミング前 | リフレーミング後 |
|---|---|
| 私には価値がない | ・私の価値は、まだ発揮できていないだけ ・私を認めてくれる人が確かに存在する |
| 自信がない | ・成功者にも自信がない人は多い。むしろ大胆に見えて臆病で繊細だ ・自信は行動と経験により育むもの |
| どうせ無理 | ・まだ効果的な方法を見つけていないだけ ・失敗はない、成功か学びがあるだけ |
さっそく、あなたがリフレーミングしたい言葉を試してみましょう。
その小さな一歩が、「新しい自分」「今よりちょっと良い自分」「理想の自分」へとつながっていきます。
そして──あなたならできる!
脱洗脳リフレーミング
脱洗脳リフレーミングは、社会や家庭、文化によって刷り込まれたネガティブな「物事の見方・捉え方・意味づけ」から自由になることを目的にしたリフレーミングのやり方です。
私達は以下のような社会、家庭、文化からの影響を受け、いつの間にか「自分の考え」だと信じ込んでしまいます。
- 社会(例.学校、会社、メディア など)
- 家庭(例.親、兄弟、親戚 など)
- 文化(例.国民性、宗教観、伝統、地域性 など)
その結果、ネガティブな刷り込みにより人生で苦しみ続けてしまいます。
※人により刷り込まれるかどうか、どんな内容が刷り込まれるかは変わります。
| 種別 | 刷り込みの例 | 刷り込みの影響 |
|---|---|---|
| 社会 | 上司から「お前は替えがきく存在」として扱われていた | 私には価値がない」「いてもいなくても同じ」と自分を低く見るようになる |
| 先輩から「お前って能力はないからな」と言われた | 「私は能力がない」と自信を失う | |
| 家庭 | 父から「お前は頭が悪い」と言われ続けた | 私は愛されていない、頭も弱いんだと思い込む |
| 母が「うちは貧乏で生活保護を受けている」と言われ続けた | 自分は貧乏人だという意識が根付く | |
| 文化 | 男は強くなければいけない。弱さを見せてはいけないという教え | 自分の感情に蓋をして苦しむ。本当の自分に対して鈍感になる |
| いい大学に入って、いい会社に勤めるのが幸せという社会的価値観 | 幸せの定義を固定され、別の可能性に目を向けられなくなる |
しかし、こうした「物事の見方・捉え方・意味づけ」を取り外すことで、今までと違う視点を手にすることができます。
それが脱洗脳リフレーミングです。
- この考えは本当に自分のものか?と揺さぶりをかける?
- 誰から影響を受けているかに意識を向ける
- 社会、家庭、文化からの影響に疑いを持つ
- 国、家庭、学校、会社、部活、所属コミュニティ、見ていた本・漫画・アニメなどの影響は強い
- 子供時代の影響は大きい
- 大人になっても影響される
未来のあなたは「刷り込みによる不要な物事の見方・捉え方・意味づけ」から解放されているはずです。
脱洗脳リフレーミングのやり方
脱洗脳リフレーミングのやり方は、以下のような問いかけを使って行います。
- この考え方を最初に教わったのはいつ・どこで・誰からですか?
- もし教えてくれた人が間違っていたら、この考えはどうなりますか?
- この考え方は、誰かの都合によるものではありませんか?
- この考えを持ち続けることで、誰が得をしているでしょうか?
- この考えを教えてくれた人は、どんな意図で伝えたのでしょうか?
- この考えは「本当に自分が選んだ考え」ですか?それとも「選ばされた考え」でしょうか?
- この考えを信じているとき、あなたは自由ですか?それとも他人の声に縛られていますか?
↓
(外部からの刷り込みが影響していた事に気づいたうえで)
- この考え方はあなたにとって必要ですか?
- この考え方を持つことに対して、未来のあなたは何と言いますか?
- この考えに対して、今どう思いますか?
- 問題だと思っていたことは、今どのように見えますか?
脱洗脳リフレーミングの例
| リフレーミング前 | リフレーミング後 |
|---|---|
| 私には価値がない | ・親の言葉は劣等感やストレスをぶつけていただけ ・環境によって「自分には価値がない」と思い込まされた ↓ ・自分の価値は自分で作っていこう、すでにある価値を活かしていこう |
| 自信がない | ・自信を失った一言は「上司の都合」でしかなかった ・「自分はダメなヤツ」という思い込みは、先生の考えを受け入れた結果だった ↓ ・「私はダメな奴でも、できない人間でもない」ので、どんどん前に進んでいこう |
| どうせ無理 | ・先輩の「どうせ無理」という言葉・態度は、私を押さえつけるための言葉だった ・組織の空気に飲まれて無理だと思っていた ↓ ・未来のゴールに向けて前に進んでいこう |
さっそく、あなたがリフレーミングしたい言葉を試してみましょう。
刷り込みだったと気づき、「それはもういらない」と思った時、「新しい自分」「今よりちょっと良い自分」「理想の自分」へ出会いやすくなります。
そして──あなたならできる!
未来視点リフレーミング
未来視点リフレーミングは、「望んでいる人生を生きている未来の自分は、どのようなものの見方・捉え方をしているのか?」を踏まえてリフレーミングするやり方です。
そのために、以下のようなポイントを押さえて行います。
- 現在のものの見方・捉え方からどのような影響を受けているか?
- どんな未来をつくりたいのか/生きたいのか?
- どのようなものの見方・捉え方は「未来をつくる力」になるか?
未来を見据えてリフレーミングすることで、意識や発想が自然に切り替わり、リフレーミングしやすくなります。
未来視点リフレーミングのやり方
未来視点リフレーミングのやり方は、以下のような手順で行います。
イメージしやすいように「私は能力がない」と思っている方向けのリフレーミングを例に挙げます。
例.私は能力がない
例.
- 自分を過小評価し、行動する前から諦めてしまう
- 自信が持てず自己否定が強く、いつも苦しい
- 「もっと能力が高ければ」と悔しさや惨めさを感じる出来事が多い
※または「その言葉/ものの見方を変えないことに、どんなメリットがありますか?」でも大丈夫です。
例.
- 「能力がない」と思うからこそ、学びや成長に前向きにいられる
- 「自分には能力がない」と思うからこそ、丁寧に取り組むことを大切にしている
- 「自分を過小評価能している」からこそ、人の気持ちや痛みに寄り添える
例.
- 親からの「生活保護を受けているから、私たちは目立ってはいけない」という言葉が「能力を発揮してはダメ」だと思うきっかけになっている
- ニュースやTVの影響で「大学に行っていない自分は能力が低い」と思うようになった
- 読書を通じて「知的労働は上、肉体労働は下」という価値観を信じ込み、自分は能力が低いと思うようになった
※または「どんな未来をつくる、または生きるために、リフレーミングをしたいのですか?」でも大丈夫です。
例.
- 「能力がない」という苦しみを手放し、前向きに行動している
- 自分の能力に気づき、発揮し、ビジネスで結果を出している
- 自分の未来は明るいと信じられ、今までと違った人生・結果を生きている
※上記までの質問を踏まえて自由にリフレーミングしていきましょう。
例.
- 「能力がない」と思い込んでいたけれど、失敗を恐れて可能性を押さえつけていただけ
- 「能力がない」と思っていたのは、親や社会からの刷り込みが影響していた。自分には十分な才能と可能性がある
- 今までは「能力がない」と思って未来を描けなかっただけ。でも今は「ビジネスで結果を出している自分」「最高の未来を生きている自分」を信じている。
未来視点リフレーミングの例
| リフレーミング前 | リフレーミング後 |
|---|---|
| 私には価値がない | ・未来の自分から見れば「存在そのもの」が大切な価値 ・私の経験や選択は、この先に誰かを救う力になっている |
| 自信がない | ・自信は行動と経験で自然に育つもの ・未来の私なら、この経験を誇りに思っている |
| どうせ無理 | ・「この経験があったから今の自分がいる」そう言える未来にする ・無理だと思えるからこそ、未来につながる課題が分かる |
さっそく、あなたがリフレーミングしたい言葉を試してみましょう。
未来を見据えてリフレーミングすると、意識や発想が自然に切り替わります。その瞬間からあなたの未来は動き始めます。
あなたならできる!
リフレーミングのやり方‐事例一覧
| 事実確認リフレーミング | 「価値がない」という思い込みは、事実でも、証拠があるわけでもなく、自分がそう思い込んでいただけ |
| 過去の経験リフレーミング | 私の存在や行動で助かった人、喜んでくれた人はたしかにした。小さいかもしれないけれど、私の価値はその経験が証明している |
| 第3者視点のリフレーミング | 第三者の立場に立って今の自分を見ると、「随分と考えすぎ」「ネガティブに考えすぎ」「むしろ、よくやっている」と思えてくる |
| メンター・リフレーミング | メンターなら、「私にはすでにあなたの中にある独自の価値、ユニークさが見えている。価値がないという誰かに埋め込まれた勘違いが邪魔をしているだけ」と言うだろう |
| 親・兄弟リフレーミング | 親や兄弟から見れば、私の存在が喜びだし、かけがえのない価値 |
| 未来の自分リフレーミング | ゴールを実現した未来の私から見れば、「あの時があったからこそ、今の自分がいる」と言っているはず |
| 名言・格言リフレーミング | 作家のトルストイは、「もし苦しみがなかったら、人間は自分の限界を知らなかったろうし、自分というものを知らなかったろう」と言った。今、自分はいい経験をしている。 |
| 内容を変える/意味づけを変えるリフレーミング | 「価値がない」とは「眠っている可能性が多い」「伸びしろがある」という意味 |
| 状況を置き換えるリフレーミング | 「価値がない」という思い込みで苦しんでいる自分は、人の気持ちがわかるので、誰かをサポートする職業・役割では価値を発揮できる |
| 時間軸を変えるリフレーミング | 過去を振り返れば、人を笑顔にした瞬間はあった。未来を見れば、もっと多くの人を笑顔にできる |
| 再定義リフレーミング | 価値は「比較による優劣で決まる」と思っていたけれど、「役割やゴールに対して、大小問わず機能を果たしているかどうかで決まる」と気付いた。 |
| モデリング・リフレーミング | 偉人や尊敬する人も「自分には価値がない」と悩んだ瞬間はあった。私も同じプロセスを歩んでいるだけ |
| 場を変えるリフレーミング | 大自然の中で「価値がない」という思い込みを振り返ると、そう考えること自体が「価値がないし、意味がない」と気づいた |
| 時間を置いたリフレーミング | 時間をおいてスッキリした状態で考えると、深刻になりすぎていたかもしれない |
| 内観リフレーミング | 「価値がない」と思って苦しんでいる自分を内観していたら、「自分は人からどう見られるか?」と外側のことばかりに目が向いていたんだと気づいた。自分の価値は外ではなく、自分で決めるもの。 |
| だから何だリフレーミング | だから何だバカヤロー。価値がないからって、息が止まるのか?明日が来なくなるのか?未来の可能性がゼロになるのか? そんなことはない。「価値がない」なんて言葉は、ただの音。未来の可能性とは一切関係ない。生きている限り、選び直すことはできるし、可能性はある。 |
| それでも明日は来るリフレーミング | 冷静に考えると、どんなに苦しくても明日は来るし、人生は続く。それなら今の自分を笑い飛ばしてやっていこう |
| 君ならできるリフレーミング | 今「価値がない」と思っているのであれば、「価値ある自分」「できる自分」を選択していないだけ。この瞬間に選べばいい |
| 死に戻りリフレーミング | もう「価値がない」なんて思考に時間を奪われない。 二度目の人生は、最初から「価値ある自分」として生きるだけ |
| 異世界転生リフレーミング | 未来は何通りも存在している。今までは無意識に苦しい世界を選んでいただけ。今は「価値に溢れた人生」を選んだ |
| 気づきや学びのリフレーミング | この経験を通して「誰もが自分の価値を見失うことがある」と学んだ。お陰で人の痛みを知り、「価値がない」という考え自体が、外部からの刷り込みだと知った |
